2008年3月 1日 (土)

連合いの独り言---その1:自転車盗難 CYCLE THEFT

 自転車を盗まれた。

 我が家を含むフラット(アパート)の共通自転車置き場に入るには鍵付きの共通玄関があり、そこをあける必要がある。自転車を盗むには共通玄関の鍵をあける必要がある。なので内部の人間かその友人が犯人の可能性がある。この共通玄関を使っているのは我が家を含めて7、8件。もしも内部の犯行ならばあっという間に面が割れると思うのだが、何故そんな危険をおかしてまで自転車を盗むのだろうか?

 盗まれたと判った瞬間、頭に血が上り、家に戻って「ウチの自転車を盗んだ奴は誰だ!警察にすぐに届けるからな、さもなければすぐに戻せ!」という張り紙をした。数日経ったが、勿論戻って来ない。驚いたことに、私が書いた文章の下に「ウチも盗まれた。一緒に警察に連絡しよう!」という書き込みがあった。
 そしてその翌日には、更にその下に、フラットの掃除をしてくれるおっさんが「ちゃんと鍵をかけておけよ!○○(おっさんの名前)」という書き込みをして いた。書き込み合戦である。
 

 書き込んでいるだけではいつまでたってもらちがあかないので、勿論、不動産屋に連絡した。ちなみに、自転車置き場のドアには「この自転車置き場における いかなる盗難に関して当社(不動産屋)は関知しない」という張り紙があったのだが、そんなことをかまっていられない。頭に血が上るままにメールを送った。そして、その話を同僚にしたところ、彼女は今までに3回自転車を盗まれたそうだ。一度などはカゴだけが残っていたそうで、私が「盗人はカゴは気に入らなかったんだね」と言うと、悲しそうな笑顔を見せた。

 同僚は親切に私達が住んでいる地域警察の「自転車盗難サイト」を教えてくれた。そう、自転車盗難があまりに多いのでそういうセクションが警察に存在するのである。そこには盗まれた自転車の写真が掲示されており、心当たりのある人は連絡するしくみになっている。ただし、引き取るためには持ち主であることを証明するためにレシートなどの証拠が必要である。
 このセクションはイギリスの街によって異なると思うが、我が家も盗難届けを出した。自転車盗難がこれだけ多いので相手にはされないだろうと思っていたら、届けを出した当日の夜に警察から電話がかかって来て、持ち主と自転車の種類の確認をされた。この対応の早さにもまた驚きであった。何ごとも動いてみないとわからないものである。

 うれしい驚きだったが、不動産屋が返事をくれた。どうも私の家の担当者が変わったらしい。彼は私たちのフラットの一角(ブロック)を管理するブロックマネージメントに連絡をしてくれた、とのことであった。そして数日後にブロックマネージメントから、私たちの盗難の件に対する通知が(おそらく)全部屋の郵便受けに投函されていた。盗まれてしまったこと自体は残念だが、イギリスにしては珍しい対応の早さには感謝である。無理を承知であるていど押し付けがましいことを言わないとこちらの人たちは動いてくれないのである。

 
 イギリスは平地が多いせいか、自転車の普及率が高く、それに応じて自転車屋も多いのだが、概して自転車屋は中古の自転車を引き取らない。おそらく犯罪の片棒をかつぐことになりうるからであろう。では盗人たちはどこに盗品を売りさばくのだろう?自分達の住んでいる町の外や、解体してパーツとして国外に売りさばいている可能性が高い。

 では、我々は盗まれるままにされなけらばならないのか?警察の自転車サイトは防犯対策をいくつか提案してくれている。まず、当たり前だが、鍵をかけること。そして、持ち主であることを証明するために印(マーク)をつけること。警察ではマーキングキットなるものが自転車屋で手に入ると言っていたので自転車屋に行ったが、そこでは警察に行け、と言われた。この効果はかなりあるようで、職場の知人は3回盗まれて2回は戻って来た(2度目は沼の中から見つかったらしい)そうだ。3度目は戻って来なかったようだが。

-2008年3月1日- by連合い

<ろっきぃからの補足> ---このような目に遭わないためには---

  • こちらの英国内務省のページ(英語)にも詳しい防犯のアドバイスが載っていますので参考にどうぞ。
  • 我が家は警察所で教えてもらったこのイモビライズ(防犯登録)サイト(英語)に登録しました。Cycle_theft_frame_number_3
  • 購入(入手)時に、自転車メーカー名(make of cycle)、モデル(model)、色、型(standard, mountain, racer など)、フレーム番号を控えておくと盗難時の発見に役立つそうです。
     フレーム番号とは、9割の自転車のフレームについている5~10桁の番号とアルファベットです。見つからない場合は右横の写真を参考にどうぞ。(我が家のは1のところについていました。)
  • 本ブログの(し)自転車 BIKEの記事でも盗難について軽く触れていますので、参考にどうぞ。

 
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