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2008年7月14日 (月)

(せ) セルリアック [セロリアック] CELERIAC 

Celeriac  パースニップのように、いつもスーパーで見かけるものの、手を出せないでいる野菜があった。セルリアックだ。
 

☆ゴツゴツした石からセロリのような香り?
 日本でも、実際に見かけたり、調理したことはなくても、名前を耳にしたことのある人は多いかもしれない。私も名前だけは知っていた。しかし、ゴツゴツした小さな岩のようで、あまり美味しそうには見えず、調理法もわからない。ちらちら横目で見るものの、買い物カートに入れる勇気がでなかった。

 セルリアック(celeriac)。日本では、セロリアックや根セロリーと呼ばれることもある。名前のとおり、セロリの一種で、普通のセロリは茎や葉の部分だが、セルリアックは、根に相当する。ゴツゴツとしたかぶに例えられることがあるが、香りはセロリに近い。
 

☆イギリスでは一般的な根菜
 イギリスでは、ごく一般的な野菜の一つで、皆、サラダやスープにしたり、キャセロールにして食べているようだ。生食も可能。
 スーパーでレジに並んだ時のこと。買い物客が、セルリアックを知らない若いレジ係に、「セルリアックは、ローストしたり、マッシュして(茹でてつぶして)食べたりするのよ。」と教えていた。ここでもイギリス流調理法が生きていると感じた。

 値段はピンきりで、ソフトボール大のものが 1個1〜2ポンド(約2〜4百円)。かぶやスウィードに比べるとかなり高いが、たまに見切り品が0.5ポンドほど(約百円)で売られていることもある。
 

☆セルリアックの調理法
 敬遠していたものの、見切り品を見かけたので、ものは試しに使ってみた。セルリアックの命の一つがその香り。香りを失わないように、パックされているものが多いようだ。

Celeriac_inside  パックを開封して、包丁を入れると、たちまち、なんとも言えない芳香が漂う。セロリの香りのような、でも、もっと芳醇な香り。これは美味しいに違いないと確信させてくれるような香りだ。

 外側に負けず、中も無骨な感じ。イギリスの根野菜は硬いものが多いが、セロリアックもなかなかのもの。そして、切ったまま放置しておくと、ナスのようにアクで変色してしまう。防ぐためには、酢水に浸けるか、軽く下湯でするといいようだ。
 

☆お味はいかが?
Celeriac_japanese_style  まずは、素材の味を知るために、茹でて食べてみる。それほど、悪くはない感じ。湯で加減次第で、しっかりしたコリコリとした歯ざわりを楽しんだり、芋とカブの中間のような食感を味わったり出来る。

 香りも、セロリほど青臭くなく、まろやかな感じ。セロリ好きは好きになること間違いなしだし、ひょっとするとセロリが嫌いな人もセロリアックなら食べれるかもしれない。

Celeriac_soup  中でもお奨めしたいのが、セルリアックのスープだ。柔らかくなるまで茹でたセルリアックを潰して、ピューレ状にし、スープストックと生クリームを加えて、味を調整し、とろりとするまで煮込んで、チャイブ(あさつき)を散らすだけ。マイルドで薫り高いスープの出来上がりだ。
 

 栄養価もセリ科の根菜なので申し分なし。ビタミンB1やビタミンC、そして食物繊維も豊富のようだ。
 日本では丸ごと買う人はあまりいないかもしれないが、安く手に入る機会があれば、是非お試しを。
 

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