« (め) 芽キャベツ BRUSSELS SPROUT | トップページ | (と) トイレ -後編- TOILET -part2- »

2008年4月28日 (月)

(と) トイレ -前編- TOILET -part1-

 この前編では、イギリスの公衆トイレについて、後編では家庭用も含めてトイレ全般について、ご紹介したい。
 

☆トイレの中に改札?
 最近では随分、自動改札が設置されるようになってきたが、イギリスの列車の駅は改札がないところが多い。コンコースとプラットホームの境には駅員も立っておらず、自動改札機もない。そもそも境すら存在しない駅もある。だから、うっかりとそのままキセル(不正乗車)をしてしまう外国人も多い。

Toilet_turnstile  そんな駅の一つでのこと。公衆トイレに行くと、そこには改札機が立ちはだかっていた。日本の遊園地の入り口によく設置されているような、斜め横に渡した3本のバーを回転させて入るタイプの改札機だ。
 どうやら使用料の20ペンス(約40円)が必要らしい。釣りは出てこないので、10ペンス硬貨2枚または、20ペンス硬貨1枚。ご丁寧に近くには両替機まである。
 生憎、全く小銭の持ち合わせがなかった私は、ちょうど居合わせた清掃員に相談し、こっそり通してもらい、事なきを得た。
 

☆タダでは用を足せない?
 駅によってはタダのところもあるし、カフェやパブなどではもちろん無料で使えるが、イギリスでは小銭がないと用を足すことすらままならなかったりする。

 デパートなどでも、良心に訴えるかのように、チップ用のかごが置いてあったりする。
 かごの中には、囮とも思われる2ポンド硬貨(約400円)や5ポンド札(約1000円)が入っていたり。渡英間もない頃の気の小さい私は、オドオドして1ポンド(約200円)の高いトイレ料金を払ったこともある。Toilet_public

 大きな広場(公園)や立体駐車場などに付いているトイレも有料であることが多い。この場合は、通りに面して個室の入り口と硬貨投入口があり、お金を入れると個室のドアが開いて使用できるというものだ。
 

☆落ち着くトイレ?
 アメリカなどの公衆トイレでは、犯罪防止のため扉の下が大きくあいており、足が丸見えのものがある。個室というイメージになれた日本人にとっては、なかなか気が休まらないものだ。

 その点、イギリスの公衆トイレは、日本と同様、いや日本以上に落ち着けるような気がする。まず、扉は大抵、日本と同様に足元まである。また、トイレに並ぶときも、複数個室があっても、大抵一列に並んでいる。扉の前に立たれて、ドンドンと叩かれてせかされることも殆どない。Toilet_urinal
 
 しかし、中には落ち着かないトイレも幾つかある。
 まずは、男性用の屋外トイレだ。我が田舎町には点在していないのだが、ロンドンの街中で見かけてびっくりしたことがある。

 また、屋外にある有料のものの殆どは、浮浪者の寝泊まり防止のためか、使用時間が定められている。時間がくれば扉が開いてしまうので要注意だ。

Toilet_charged  もう一つ、挙げられるのがユニセックストイレ。男女兼用のトイレだ。小さいパブなどのトイレだけでなく、公衆トイレや職場のトイレまで、複数の個室があっても、案外見かけるように思う。冒頭で、改札機のあるトイレの写真をご紹介したが、実はあれもユニセックストイレ。白髪の男性の前は金髪の若い女性が改札を通っていた。
 

☆トイレの紙
 公衆トイレといえば紙。日本でも昔は入る際、紙の有無を確認したものだ。日本に比べると不便なことが多く、ティッシュペーパーなどの使い捨ての紙もかなり割高のイギリス。トイレの紙もあまり設置されていないのかと思いきや、どのトイレにも必ずトイレットペーパーが置かれている。

 他のヨーロッパ諸国に行ったときに、公衆トイレに灰色のわら半紙のようなトイレットペーパーが設置されていて、びっくりしたことがあるが、イギリスのものは普通の白いものが通常だ。大きなロールになっているものもあれば、ティッシュペーパーのように少しずつ出てくるタイプもある。Toilet_paper

  トイレットペーパーの設置率はほぼ100%なものの、使い捨ての便座カバーや手洗い後に使う紙が設置されている確率はかなり低い。
 特に前者、使い捨ての紙の便座カバーは見たことがないように思う。屋外の簡易のトイレにすら、便座シートが用意されていたアメリカとは対照的な感じがする。
 ただ、トイレットペーパーに吹き掛けて使う便座除菌剤が設置されている場合はある。

 ちなみに、トイレの便器の形には洋式と和式があるが、イギリスのトイレはもちろんすべて洋式。和式は見たことがない。

Toilet_hand_dryer  そして、後者の手洗い後に使う紙だが、その代わりにハンドドライヤーというのか温風式の手を乾燥させる機械や、回転させてつかう布タオルが設置されているのが通常だ。使い捨ての紙が設置されていても、周りを見渡せば、必ずハンドドライヤーや布タオルがあったりする。

 最近では日本でもこれらの環境に優しい機械が設置されているところが増えて来ているように思うが、イギリスの普及率には及ばないように思う。
 

 使用料を取られる場合があるが、案外使いやすいイギリスの公衆トイレ。しかし、場所によっては使われ方が荒く、汚れているものもある。
Toilet_underground  どこまでも使い心地を追求したい方は、地方別にイギリスの優良トイレを紹介しているサイトもあるので、そちらをご覧いただきたい。
 そのサイトはこちらのThe Good Loo Guide(英語)。

 後編は、さらに日本とは異なるイギリスのトイレ事情やうんちくを家庭のトイレを中心にご紹介したい。お楽しみに。
 

☆ランキング(ブログの人気投票)に参加しています☆
↓応援のクリックを宜しくお願いします。

人気blogランキング FC2 ブログランキング にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ

|

« (め) 芽キャベツ BRUSSELS SPROUT | トップページ | (と) トイレ -後編- TOILET -part2- »

・暮らし(その他)」カテゴリの記事