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2008年4月 7日 (月)

(ら) ラップ [食品保存フィルム] -前編- CLING FILM -part1-

 渡英した日本人の多くが格闘するはめになるのが、イギリスのラップだろう。日本で正式名称「食品包装用ラップフィルム」と呼ばれる薄手の透明の食品用フィルム。

 冷蔵(凍)庫で食品を冷やし、電子レンジで温める(解凍する)のが日常茶飯事となった現代では、このフィルムなしで過ごすのが困難になりつつある。
 渡英直後の我が家も例外ではなく、構えることなくスーパーの売り場に向かった。
 

☆第一ラウンド---電子レンジチンできない「ラップ」
Cling_film_food_wrap  アルミホイルやベーキングペーパー、箱入りのチャック付きビニル袋や製氷袋などに並んだコーナーから、迷わず、”food wrap(フード・ラップ)”と記されているものを買う。

 日本ではサラ○ラップとか、ク○ラップとか、ラップのメーカーのものが普及しているが、イギリスではスーパーブランドのものばかりで、専用メーカーのものは殆ど見かけない。大体、60mで1.2ポンド(約240円)ほど。
 
 このラップ、箱にプラスティックの歯が付いているのだが、とても切れが悪い。そして、すぐに絡んでしまう。
 そして、気づいたのが注意書き。箱の側面に小さな文字でいろいろと使用上の注意が載っているのだが、「電子レンジで食品を加熱したり解凍するときは、多目的”cling film(クリング・フィルム)”を使ってください。」とある。

 「ラップなのに電子レンジチンができない? クリング・フィルム?」 

 そう、イギリスでは、いわゆる日本で日常的に使われているタイプの食品用ラップは、「フードラップ(food wrap)」とは呼ばれずに、クリング・フィルム(cling film) と呼ばれるのだ。ちなみにアメリカ英語では、日本とほぼ同様にプラスティック・ラップ(plastic wrap)と呼ばれる。

Cling_film_microwave_safe_2  フード・ラップ(food wrap)とは、単に食品用のフィルムという意味。冷蔵や冷凍は可能だが、電子レンジには使用できない。よく見ると、箱の表に載っている表示は、「フリージングOK」と「全ての食品用」のマークだけだ。
 それに対して、多目的クリングフィルム(all purpose cling film)の箱には、「フリージングOK」と「全ての食品用」のほかに、「電子レンジOK」マークが入っていた。見落とした私の負けである。
 *クリングフィルムと書いてあっても電子レンジ対応でないものもあるようですので、ご注意ください。
 

☆第二ラウンド---ぴったりくっつくクリングフィルム
 以来、我が家は多目的クリングフィルムを使っている。
 フードラップに比べると、プラスティックの歯でも切れやすく、絡むことも少ない。それでもやはり日本のラップの方が使い勝手がよいように思う。厚みが薄いのはさほど問題ないのだが、密着性はあまりよくない。

 しかし、電子レンジでチンした途端、みるみる縮んで、食品にぴったりとくっついて離れなってしまう。クリングフィルムのクリング(cling)とは、「ぴったりくっつく」という意味なのだが、そういう意味ではまさに名前のとおりかもしれない。

Cling_film_tattered  また、日本のラップに比べて箱の作りがあまりよくないようで、少しでも濡れたで触ると箱がゆがんでしまう。日本で普及しているような詰め替え用を殆ど見かけないのはそのせいなのだろうか。100m入りのほうが多少割安なのだが、箱が持たないので、我が家は30mのを毎回買っている。
 

 日本人の中には、こんなイギリスのラップに驚いて、土産にする人もいるのだとか。しかし、イギリスのラップはこれだけだはなかった。日本のラップに慣れた者に抵抗を感じさせるさらなる特徴を持っているのだ。それは、次回の後編で。お楽しみに。

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