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2008年2月18日 (月)

(ゆ) 湯たんぽ -後編- HOT BOTTLE WATER -part2-

 前半はこちら
 イギリスで偶然、湯たんぽを見つけ、その温かさや便利さにハマってしまって、もう一つあればいいなと思っていたちょうどその頃に、母からの日本の湯たんぽのプレゼント。

 母から贈られたものは最近日本で流行っているプラスティック(ポリプロピレン)製のもの。日英両者のの湯たんぽを比較するいい機会なので、日本に古くからある金属製のものは現在使っていないが、これも含めてその比較をご紹介していきたいと思う。

 日本には電子レンジで温めるタイプのものや充電式の電気のものもあるようだが、これについては割愛したい。

←電子レンジで温めるタイプのものが
 イギリスにもあるようですが(amazon uk)、

 一般にはあまり見かけないです。

 
☆日英の湯たんぽの比較----準備はしやすいか

・注ぎやすさ
Hot_water_bottle_filling  ゴム製のものは口が漏斗型になっており、口を上にして縦に持てるので、湯が注ぎやすい。プラスティック製や金属製のものは、口が広い面に付いており、本体が熱くなるので、平なところに置いて湯を注ぐ必要があるようだ。

・どこまで入れる?
 破損を防ぐために、イギリスのゴム製の湯たんぽは「3分の2以上は入れないでください。」と記載されている。私が買ったゴム製のものはイギリスでは標準的なサイズのもののようで、満タンに入れて約2リットル。その3分の2弱の約1.3リットルの湯を入れることになるが、うちは結構適当に入れている。

 一方、日本のプラスティック製のものは「満タンに入れてください。」と書かれている。少ないと引圧で変形したり破損したりしてしまうのだそうだ。金属製はよくわからないのだが、特に量の指定はないのではないだろうか。

・湯の温度---熱湯はOK?
 ゴム製のものには「熱湯(boiling water)は入れないでください。」と表示されていた。なので、我が家では沸く手前や沸かして冷ました湯を使っている。一方、プラスティック製に関してはそういった指定は特になく、材質が110℃まで耐えれるポリプロピレンで出来ているようだ。金属製のものでは材質的には熱湯もOKで、劣化はするそうだが、人によっては直火にかけている人もいるのだとか。
 (注)それぞれ一般的な傾向であり、使用の際は製品の注意書に従った温度の湯をご使用ください。
 

☆日英の湯たんぽの比較----使いやすさ
Hot_water_bottle_comparison_2 ・保温性
 上記のようにうちのイギリスのゴム製の湯たんぽは、せいぜい1.3リットルの湯しか入れて使えない。
 一方、プラスティック製や金属製のものは大きなものでは2リットルや3リットル入るものがあるようだ。さらに前述のように、ゴム製よりも高い温度の湯を入れることができるので、より保温力が高くなる。

 我が家のゴム製のものはカバーありの状態で4、5時間でぬるくなっているが、容量2リットルのプラスティック製のものは朝入れると晩まで暖かい。

・使い心地
 イギリスのものはゴム製なので弾力があり柔らかいので、膝に乗せたり抱いたりしてもゴツゴツした感触がない。母が送ってきてくれたものは膝に置いて使うのに適した形だったが、一般的にプラスティック製や金属製のものは抱くにはちょっと硬くて使いにくかもしれない。

 金属やプラスティックのものは、熱伝導性が高く、比較的高い温度で使うこともあって、必ずカバーを付けて使うように注意書が付いている。火傷の原因になるからだ。

Hot_water_bottle_both_sides  それに対して、ゴム製のものは、熱伝導性が低いので熱い湯を入れても手で余裕で触れる感じ。さらに、どれもそうなのかはわからないが、片側の側面が細かいひだで覆われており、さらに火傷を防ぐようになっている。私の場合、市販のカバーが気に入らなくて、しばらくの間カバーなしで使っていたが、大きな問題はなかったように思う。

 いや、一つだけ問題があった。使い始めた当初、カバーを付けずに抱き枕のように腹に当てながら寝ていると、就寝中にいつの間にか枕もとまで移動して、夜中にゴムの臭いでうなされてしまった。傍らの連合いまで被害に遭っていたそうだ。
 

☆日英の湯たんぽの比較----シーズンオフには?
Hot_water_bottle_drain  便利な湯たんぽだが、春が来、暖かくなると必要がなくなってくる。また冬が来るまで保管することになる。保管の際には中の水を切っておく必要があるが、ゴム製のものは口を真下にして吊るしておけるので簡単に水きりすることができる。一方、一般的にプラスティック製や金属製のものは構造上水きりがやや面倒なようだ。母がくれたプラスティック製のものはその点が改良されていたが。

 また、ゴム製は中身を抜くと薄っぺらくなり場所を取りにくいという利点がある。しかし、ゴムは劣化しやすいので、直射日光をさけて保存しておく必要があるようだ。
 

☆ヨーロッパでの湯たんぽの歴史
 イギリスでいつ頃から湯たんぽが使われているのかはよく分からないのだが、湯たんぽの元祖は、16世紀頃の熱い石炭を入れた金属の入れ物だったそうだ。当然、火傷をすることが多く、中身は石炭から湯に、外の材質も金属からゴムへと変わってきたようだ。

 現在、イギリスで普及しているこのゴム製の湯たんぽは、1903年(明治36年)にクロアチア人の発明家のスラヴォリュブ・ペンカラ氏(Slavoljub Eduard Penkala)が発明したものだそうだ。当時のオーストリアハンガリー君主国、現在のハンガリーのブダペストで特許が取得されている。
 

 古くからイギリスを含めヨーロッパで親しまれてきたゴム製の湯たんぽ。今ではハート型のものから、ぬいぐるみ型のカバーまで様々なものが出回っているようだ。

←ハート型やぬいぐるみ型の湯たんぽカバー
(amazon uk)

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