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2007年12月31日 (月)

(さ) 里芋 EDDO, TARO

 海外で暮らしていると、「日本食が恋しいでしょう?」と日本国内の人によく言われる。しかし、実際のところ、我が家はほぼ毎日和食。全くの和食とまではいかなくても、日本とさほど変わらない食生活をしている。
 それは、意外にもいろんな野菜が手に入るから。その中の一つが里芋(小芋)である。Eddo
 

☆イギリスのスーパーで里芋を
 里芋は、イギリスでは、オリエンタル食材店でも普通のスーパーでも手に入る食材の一つだ。
 タロ(taro)やエドウ(eddo)と呼ばれ、1個単位、量り売りや袋入りで売られている。大体1個 0.1~0.15ポンド(20~30円ほど)。

 見たところ、日本の土垂(どだれ)という品種に近い感じ。原産地がどこなのか知らないのだが、在英アジア人のためのオリエンタル野菜として入荷しているようだ。

Eddo_gratin  パッケージには、「オーブンやグリルで焼いたり、マッシュポテトにしたり、ローストポテトにしてどうぞ。」「サツマイモの代わりに使っても美味しい。」などと書かれていたりするが、実際にイギリス料理に使っている人は殆どいないようだ。
 スーパーでもレジ係が名前が分からなくて首を傾げることもしばしば。

 
☆タロとエド
 日本語でもタロイモという言葉があるが、「タロイモ」とは根を食べるサトイモ科サトイモ属の総称のことで、里芋はタロイモの一つの種類に分類されるのだそうだ。

 この「タロ(taro)」という言葉は英語にもなっているが、もとはタヒチ語やマオリ語なのだそう。イギリスではむしろ「エド(eddo)」という言葉が使われることが多いようだが、これはカリブ海に位置する西インド諸島での呼び名だそうだ。

 西インド諸島の中には、かつてイギリスの領土で現在イギリス連邦に加盟しているジャマイカやドミニカ、バルバドスといった国々や、現在もイギリスの領土のイギリス領ヴァージン諸島やアンギラ島、ケイマン諸島などがある。
 ひょっとしてイギリスの里芋はこれらの国や島からその言葉とともに持ち込まれたのだろうか。
 

☆味はまさに里芋Eddo_stewed
 で、肝心の味だが、いちいち下ごしらえをしないといけないのが面倒だが、加熱するとホクホクして、とても美味しい。日本の里芋と遜色ないように思う。我が家ではしばしば煮物やけんちん汁に入れ楽しんでいる。おせち料理の煮しめの一品としても大活躍。

 ちなみに、日本で出回っている水煮や冷凍の里芋も日本食材店で入手可能のようだが、わざわざ敢えて高い既成の輸入物を買うまでもないように思う。

 以前、日本人の知り合いから「酒のツマミに」と燻製イカを大量にいただいたことがあった。オリエンタル食材店に行けば日本酒を割高で購入することは可能だが、そこまで日本酒好きでもないので、燻製イカは棚で眠ることになってしまった。

 ある時、連合いが思い立って、里芋と(燻製)イカの煮物(里芋の煮っ転がし)を作ってくれたのだが、結果はなかなか上々。和風っぽい美味しさの虜になって、里芋が手軽に手に入るのをいいことに、しょっちゅう、同じメニューが食卓に上った。当然、燻製イカはあっという間になくなり、里芋の皮の剥きすぎで手に湿しんができてしまった。
 

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