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2007年11月15日 (木)

(し) ジャケットポテト JACKET POTATO

Jacket_potato_pub_lunch  イギリスの名物のフィッシュ&チップス。実際に食べてみて仰天する人も多いように思うが、ジャケットポテトもいろんな意味で負けていない。

 パブやカフェなどでも、サンドイッチや他のメニューとともに一品料理してリストに載っているが、その実態は、名前の通り、いも、イモ、芋。

 ローストされたドデカイ皮付きのジャガイモがメイン。間にシーチキンなどの具材が挟まっているだけのとてもシンプルな食べ物なのだ。
 

☆ソフトボール大のじゃがいも
Jacket_potato_potato  まず、じゃがいもの大きさが半端でない。日本のジャガイモの3~5個分。ソフトボールをさらに太らせたような大きさだ。こんなじゃがいも、どこで調達するのかと思ってしまうが、実際、イギリスの八百屋やスーパーの店頭には、ジャケットポテト用のドデカイじゃがいもが売られている。
 

☆上着(ジャケット)を着たじゃがいも
 そのでっかいじゃがいもをじっくりとローストさせる。皮付きのまま。
 ジャケットポテトという名前は、その皮をジャケット(上着)に見立てて、付けられたものだそうだ。
 コロッとした皮付きのジャガイモは、まるでマザーグースや不思議の国のアリスに登場するハンプティダンプティのように丸々と太った体にジャケットを羽織ったイギリス人に似ているような。

←ハンプティダンプティとアリスの時計(amazon uk)


☆じゃがいもの美味しさを味わって
 大体、一皿、5~10ポンド(約千~2千円)ほど。日本の感覚からするとべらぼうに高いようだが、概してイギリスの料理は高く、日本の2~3倍程するので、平均的なもののように思う。

 単なる焼いたジャガイモがどうして、と疑問に思われる人も多いかもしれない。しかし、ジャケットポテトが一品料理として君臨している理由がちゃんと幾つかあるように思う。
 まず、これ一つで満腹になること。そして、ジャガイモが美味しいこと。そして、中に挟み込む具を色々選ぶことができるからだろう。

 ジャガイモの大きさと中の具材の量からいって、普通の日本人が腹一杯になることは間違いない。
Jacket_potato_just_baked そして、じゃがいも好きでない人にはちょっと辛いかもしれないが、イギリスのじゃがいもは概して美味しく、このジャケットポテトも例外ではない。元々のホクホクした品種のうまさもさることながら、皮付きのまま、じっくりとローストされ、でんぷんのα(アルファ)化がゆっくりと起こって甘くなっているという感じがする。

 そして、形は常に一定だが、パスタのように、いや、それ以上に様々な具のバリエーションが存在する。
 

☆中の具は?
 代表的なものとしては、チーズ、カッテージチーズの他、サワークリームやクレームフレッシュといったチーズ・生クリーム類をハーブと混ぜたもの、ツナマヨ、チリコンカーン、コールスローなどだろう。

 ラタトゥイユやカレー、ベイクドビーンズ、季節の野菜やステーキ肉を挟んだりして食されることもあるようだ。まぁ、要はお好みでじゃがいもと合いそうなものを挟めばいいだけのようだ。 ジャケットポテトのレシピは、こちらの英国じゃがいも協会(British potato council)のサイトからご覧になれます(英語)。

 基本はじゃがいもだが、中の具を変えることによって、おやつ風にもおかず風にもなる。また、フィッシュ&チップスなどと違って、具材を工夫することで、低カロリーにしたり、じゃがいもの栄養価を補ったりすることが可能だそうだ。
 

☆学校給食にも最適?
 この手軽さと、多様性、栄養バランスが認められて、最近では学校給食に取り入れられたりしているようだ。英国じゃがいも協会(British potato council)では、ジャケットポテトバーというものを提案している。サラダバーよろしく、ジャケットポテトの中の具材をお好みで選ぶというものだ。

 それによると、上記に挙げたベイクドビーンズ、コールスローのほか、マッシュルーム・ストロガノフ(mushroom stroganoff)、カリフラワーチーズ(cauliflower cheese)、チキンティッカマサラ(chiken tikka masala)、コロネーションチキン(coronation chicken)、ランカシャー・ホットポット(Lancashire hot pot)など、イギリスらしい具材が続々と登場している。
 

☆家でも簡単に作れる??
 もちろん、パプやカフェ、給食だけでなく、ジャケットポテトは、一般家庭でも出される家庭料理でもある。

Jacket_potato_home_baking  我が家でも、一度作ってみたことがある。じゃがいもをローストして具材を挟み込むだけなのだから、手軽に作れると思って、安易に挑戦してみたのだ。

 確かに手間はかからなかった。じゃがいもを220℃のオーブンに放り込んで、その間に中の具材を適当に用意するだけ。最後に焼きあがったじゃがいもに切れ目を入れて、具材を挟み込めば終了だ。

 ただ、ローストに時間を要し、なんと焼くのに1時間半ほどかかってしまった。その間、まだかまだかと焼き具合を確かめる。手軽なようで案外面倒だなというのが正直な感想だ。
 

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・飲食物(料理)」カテゴリの記事

コメント

ジャケットポテトはじめて知りました。
私がイギリスにいったときはみかけなかったです。

サンドイッチバーみたいな感じですね。
ジャガイモにイロイロな具をいれて食べる、ってとっても魅力的です。

トマトやベーコンがいいような。
レタスなんかをいれても美味しいかも。

でも残念ながらそんな大きなじゃがいもは日本では手に入りません。
しかも焼くのに1時間以上、、、。

以前学祭でジャガバタやさんをやったとき、
ジャガイモをレンジで10分ほどチンしてもっていくのですが、
下宿生は電気代が大変だといっていたのを思い出しました。

投稿: ぱんちゃん | 2007年11月15日 (木) 19時54分

ぱんちゃん、コメントありがとうございます。

見かけられなかったとは惜しかったですねw
イギリスではかなり一般的な(庶民的な)料理だと思いますので、
次回にいらした時に挑戦なさってみてください。

そうですね。ベーコンなどは合いそうですね。
じゃがいもの量が半端でないので、個人的には
濃い味の具が似合うような気がします。

あの大きさでは電子レンジではちょっとキツイかもしれませんねw
皮の付いたまま丸ごと焼く必要がありますし。

投稿: ろっきぃ(管理人) | 2007年11月16日 (金) 16時27分

ジャガイモ好きなので惹かれます。
英国に行った時には気付かなかったので、
今度行った時は食してみたいものです。
しかしジャガイモに2,000円は微妙w

投稿: KAZU | 2007年11月19日 (月) 22時14分

KAZUさん、コメントありがとうございます。

現在、1ポンド=200~250円程度なのですが、
イギリスの物価が高いので、感覚的には
1ポンド=100円という感じですね。
一皿1000円でもちょっと高いですがw

ちなみに、じゃがいも自体の値段はかなり安いです。
キログラムあたり0.5~0.7ポンド(約100~150円)でしょうか。
ジャケットポテトも、具を除けば原価はせいぜい60円程度。。。

それでも注文する価値は(いろんな意味で)あると思いますので、
是非お試しください。

投稿: ろっきぃ(管理人) | 2007年11月20日 (火) 20時57分

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