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2007年10月15日 (月)

(て) 電球 LIGHT BULB

 イギリスでは、夏が終わると、サマータイム終了を待つことなく、あっという間に日が短くなる。
 カーテンを大きく開け、食卓に差し込む日差しで夕食を取っていた我が家も、いつの間にか暗い電球の元で箸を動かす毎日だ。
 
 
☆電球の明かりが一般的
Light_bulb  蛍光灯の記事でご紹介したように、イギリスの一般の家庭には蛍光灯がない。その代わりの明かりが電球やハロゲンランプだ。

 イギリスでは、広い天井から電球が1個ぶら下がっているだけの部屋も多くある。明るい日本の家とは対照的だ。

 明るくしようと電球の数を増やすと、部屋の温度が高くなるし、電気代もかさむ。夏でも涼しいので前者はありがたいぐらいだが、電気代が高いこの国で細々と暮らす我が家にとって後者はいただけない。
 

☆電球も省エネ
 それでも最近では、イギリスでもエコやグリーンな生活が盛んに推奨されており、省エネの電球(energy saving bulb)、いわゆる白熱球型蛍光灯もよく普及している。値段は5~10ポンド(1000~2000円)ほどLight_bulb_energy_saving

 100W相当の明るさの22Wのもの、60W相当の18Wのもの、40W相当の16Wのものなどが出回っているが、イギリス人は薄暗いのが好きなのか、昼光色や白色のものはあまり見かけない。どれも大抵オレンジ色だ。

 そして、普通の電球でも省エネタイプの電球でも、箱の裏や側面には、必ず、ヨーロッパー基準のエネルギー効率のグレードを示すA~Gの印が付いている。Aが最も効率が良く、Gが最も効率が悪いそうだ。
 

☆イギリスは銃剣型?
Light_bulb_two_type  イギリスの電球は、一般的にパール型(pearl bulb)や丸型(round bulb)と呼ばれる丸い形のもので、40~100W(ワット)のものが主流。一見、日本の電球と何も変わらないような気がする。

 しかし、気を付けないといけないのは、ソケットの形だ。日本のようなネジ型(スクリュー型 screw)のものもあるが、イギリスでは、バヨネット型(bayonet)という差込型のものが主流だからだ。
 イギリスだけでなく、オーストラリア、インド、アイルランド、ニュージーランドなどのイギリス連邦でも一般的なのだそうだ。
 
Light_bulb_bayonet_2  バヨネットの仕組みは単純で、電球側に小さな突起が2つ付いており、それをソケット側のL字型の穴に引っ掛けるというもの。

 バヨネット(bayonet)の直訳は「銃剣」となるが、兵士がすばやく剣を銃に装着できるように設計されたことに由来するそうだ。
 また、一眼レフのカメラでも、レンズをすばやく取り替えるためにこの仕組みが使われており、同じくバヨネットと呼ばれている。
 

☆どうして2種類?---電灯の伝統
Light_bulb_bayonet_socket  バヨネット型はBC(bayonet cap)、または極まれだがスワン型と呼ばれ、スクリュー型はES(Edison screw、エジソン・スクリュー)と呼ばれることもある。

 後者のエジソンはアメリカの発明王と呼ばれたトーマス・A・エジソン(Thomas A Edison)。そして、前者、スワンこと、ジョセフ・W・スワン(Joseph wilson swan)はあまり名が知られていないが、白熱電球を発明したその人である。

 私も白熱電球はエジソンの発明だとばかり思っていた。しかし、実際は、1878年にイギリス人のスワンが発明したのをエジソンが聞きつけ、翌年、類似のものを作ったのだとか。二人は特許に関して争ったものの、その後和解している。

 つまり、イギリスにとっては、バヨネット型は自国由来の伝統ある口金で、スクリュー型は他国からやってきた比較的新しいものなのだろう。
 
 場所や家によっても違うのかもしれないが、家の天井の電球は耐震性があると言われるバヨネット型、持ち運びできる電気スタンドなどはスクリュー型と使い分けられているようだ。
 

☆電球のブランド
Light_bulb_supermarket  イギリスで出回っている電球のブランドといえば、フィリップ(Phillips)やジェネラル・エレクトリック(General Electric)だろうか。
 しかし、日本と異なってイギリスでは、電機メーカーのものよりもスーパーマーケットやDIY店のブランドのものが一般的なようだ。
 

 スーパーブランドの安いのを使っているせいだろうか、イギリスの我が家では、突然電球が切れる確率が妙に高いように思う。過電流なのだろうか、特に電源のスイッチを入れる時によく切れる。
 だから、電球の買い置きは必須。おまけに、バヨネット型とスクリュー型の両方を買い置きしておかないといけない。イギリスのデントウもちょっと面倒だなと思う今日この頃だ。

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