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2007年8月20日 (月)

(し) 自動車税 VEHICLE LICENCE

☆車両に対するライセンス料?
Vehicle_licence_notice  この国イギリスで、を買ってから、何ヶ月か経った頃、英国運転免許庁のDVLA(Driver and Vehicle Licensing Agency)から、ある用紙が郵送されて来た。
 そこには、「車両許可申請、及び、SORN (Vehicle Licence Application or SORN (Statutory Off Road Notification))」と書かれていた。

 どうやら、日本でいうところの「自動車税の納付通知書」にあたるもののようだ。
 自動車を公道で走らせてない、つまり使っていない場合は、日本でいうところの「一時抹消登録」として提出しなくてはならないようだ。その通知がSORNというものらしい。

 別名V11用紙と呼ばれるこの用紙には、「あなたの現在のライセンスは、○月X日で有効期限がきれます。」「期限の切れる15日前以降に(納税の)申し込みをしてください。」とある。
 

☆いつどこで払う?
 日本では、ご存知のように、毎年4月1日に所有されている車に対して、4、5月頃、自治体から納付通知書が送られてくる。
 それに対してイギリスでは、各自の納税の期限が切れる時に送られてくる。そして、その都度、半年、または1年払いを選択して納税するのである。

 支払う場所は、郵便局。現金でもカードでも小切手でもトラベラーズチェックでもOKだ。また、最近では、オンラインや電話での支払いも可能になった。わざわざ、郵便局に出向いて列に並ぶ必要がないので、とてもスマートだ。
 
 郵便局の場合は、基本的に、冒頭の用紙(V11用紙)を持っていけばOK。この用紙にはバーコードがついており、郵便局側がスキャンするだけで車の登録状況を瞬時に判断できるようになっている。
 以前は、車の登録証書(Resistration Certificate)や、加入している車の保険証書(Certificate of Moter Insurance)、車検証(MOT Test Certificate)などを必ず持って行く必要があったようだが、今では、基本的には必要ないようだ。

Vehiclr_licence_online  オンラインで支払う場合は、手元にこの用紙と車の登録証書と車検証、そして、カード払いの時はカードを用意すればOK。自動で認識されるので車検証すら要らない時もあるようだ。
 オンラインでの納税は、こちらの政府のページ(Directgov)の左の青いタブ(Apply for a taxdisc NOW!)から行えます(英語)。

 イギリスにはコンビニがあまり普及していないため、日本のようなコンビニ払いというのはないようだ。しかし、郵便局の数も多く、オンラインや電話でも簡単に支払えるので、特に不便はない。いや、却って便利かもしれない。
 

☆納税額はいくら?
 納税は、先ほど述べたように、半年、または1年払いが選択できる。1年払いのほうが、かなりお得なようだ。

 納税額は、ほぼ日本と同様、車の種類(乗用車、バス、バイクなど)や排気量によって定められている。

 また、初期登録年度 2001年(平成13年)以降の車では、環境に優しい車の税金が低くなるように設定されている。例えば、エンジンサイズではなく、CO2排気量が基準に採用されている。さらに軽自動車(light goods vehicle)かどうか、ガソリンの種類によっても、額が違うようだ。最近、日本でも実施されつつある「自動車のグリーン税制」に近いもののような気がする。
納税額について詳しく知りたい方は、こちらのDVLAのサイトをどうぞ(英語)。 また、車のCO2排気量と税額はこちらのサイトで調べることができます。

 我が家の車は10年ものの1800ccの乗用車。年間180ポンド(約3万6千円)払わなくてはならなかった。半年払いの場合は100ポンドほど(約2万円)。
 日本で同じような車に乗っていたときも、年間4万円ほどだったから、概して日本と税額はそれほど変わらないのかもしれない。
 

☆車検ステッカーならぬ納税ステッカー
Vehicle_licence_taxdisc  冒頭の初年度、郵便局の窓口で税金を支払い、判の押されたV11用紙と、車の登録情報が書き込まれ、同じ判を押された丸いステッカーを受け取った。
 オンラインや電話での納税の際は郵便で届くことになる。

 このステッカーは車のフロントガラスに貼り付けるもの。車検のステッカー(検査標章)と間違えられがちだが、イギリスには車検のステッカーというものはない。代わりにあるのが、納税のステッカー。ライセンス・ディスク(Licence Disc)と呼ばれている。
 納税するためには、車検証が有効であることが必須なので、意味的には日本の車検のステッカーを同じなのかもしれないが。
 

☆納税ステッカーの貼り方
Vehicle_licence_position  日本の車検ステッカーとの違いは、入手法や名前だけではない。張り方も微妙に異なっている。

 日本の車検ステッカーの場合は、車のフロントガラスの上部中央に貼るように指示されていることが多いが、こちらの納税ステッカーはそういう決まりはないようだ。大体皆、フロントガラスの脇(助手席側の下部)に貼り付けている。

 郵便局で、ステッカーを貼り付けるための透明シールをもらえなかったので、局員が渡しそびれたのかと思ったが、どうやらそうではないよう。専用の軟らかいビニルシートに入れて貼り付けるのが普通のようだ。
Vehicle_licence_sheet  このシート、簡単に剥がすことができて、何度も繰り返し使える便利な代物。きちんと張れば取れてしまうこともさほどないようだ。

 日本の車検ステッカーと異なり、納税期限が切れる一年または半年毎に張り替える必要があるという事情があるのかもしれないが、ちょっぴりエコな感じがする。
 

 便利な納税方法にエコなステッカーと、進んだイギリスの自動車税。しかし、実は、日本人が嵌ってしまう落とし穴(?)が一つあった。それは、次回の車検の記事で。まぁ、嵌っているのは、うっかりものの私だけかもしれないが。
 

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