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2007年7月 5日 (木)

(ふ) フェイクタン -前編- FAKETAN part1

☆美白ではなく「タン」---色白は太って見えて不健康そう?
 日本にいた頃は、女性の間でずっと美白ブームだった。おそらく、今でもそうなのだと思うが、ここイギリスでは、美白はそれほど注目されてはいない。

 イギリス在住者の殆ど(90%以上)は白人。実際、皆、かなりの色白だ。あまりにも青白いので、初対面だと、体調をどこか崩しているのではないかと思ってしまうような人も多い。

 映画『ハリーポッター』シリーズに登場する、主人公の友人、ロン。若い男女でも、あんな感じ。知り合いのイギリス人女性も、全く日焼けを気にしていないのに、夏も冬も真っ白。そばかすだけが妙に目立っている。

←『ハリーポッター』のポスター(楽天市場)。
   3人とも色白のイギリス人ですが、右端のロンが典型的なイギリスの若者像に
 一番近いような気がします。

 私たち日本人にとって、白い肌、明るい色の髪が憧れだったように、彼らにとっては、逆に、日に焼けた小麦色の肌が憧れなのだ。
 その理由は、健康に見えて、さらに痩せて見えるからだそう。肥満の多いイギリスでは、後者の理由もかなり重要なようだ。その視覚効果のほどはあまりわからないのだが。
 また、ここ何年間は、特に、パリス・ヒルトンやヴィクトリア・ベッカムなどのセレブの影響も大きいようだ。

←ヴィクトリア・ベッカムのソロアルバム『ヴィクトリア』(楽天市場)
 元スパイスガールズ(祝?再結成)。日本では、サッカー選手の
 
デビット・ベッカムの奥さんと言ったほうが通りがよいかもしれません。


☆美白ではなく「タン」---「日焼け」が大好き?
Faketan_sunbath  芝生に寝転がって日光浴をする人もまだまだ多い。気持ちいいというのも理由の一つかもしれないが、肌を焼くという習慣が残っているのだろう。

 「日焼け」の英語いうと、”sunburn (サンバーン)”という単語を真っ先に思い浮かべるかもしれない。日光(sun)によるやけど(burn)。

 しかし、こちらの人にとっては、むしろ”suntan (サンタン)”。日光(sun)によって、いい感じの肌の色になる(tan)という意味だ。単に”tan (タン)”とだけも呼ばれ、”have a tan”や”get a tan”という言葉もよく使われる。

 肌を「タン(tan、日焼けした色)」にするということは、若いイギリス人女性にとって、望ましいことのようだ。

Faketan_tan  ちなみに、タンという色は右の図のような色だそう
 

☆「日に当たらずに黒くなる」
 しかし、イギリスでも、紫外線の危険性が認知されつつある。日光浴はがんになる確率を高めることが、声高に言われ、スーパーやドラッグストアー、デパートでも日焼け止めが並ぶ。日光浴が一般的な文化だけあって、体用の大きなボトルも数多く並んでいる。
 最近は、日焼け止めを塗って、日光浴をしている人も多いようだ。

 日焼けはよくないとあちこちで叫ばれる割に、陽射しに照らされたきれいな小麦色肌の女性の映像や写真がテレビや雑誌を賑わし、若い女性の心を揺さぶっている。

 「日焼け肌になりたいのに、日光を避けないといけない。」 、「日光浴をしても赤くなるばかりできれいに色付かない。」 こんなジレンマを持つ女性に根強く支持されているのが、フェイクタンだ。自分で簡単にできるのでセルフタンニング(self tanning)とも呼ばれている。
Fakrtun_store  塗るだけで日焼けのように小麦色になれる製品。クリーム、ローションタイプやスプレータイプ、泡状タイプなど様々なが出回っている。

 
 塗るだけで日焼け肌になれるフェイクタン。その詳細は後編で。その他の偽日焼け剤も登場しますので、お楽しみに。
 

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・日用品(服飾・衣類)」カテゴリの記事

コメント

日本ではスキンケアは相変わらず美白人気ですね。
HAKUというのが新しい成分配合で人気みたいです。

ただ、メイクは気分によってプラチナメイクとブロンズメイクに分けるのが主流みたい。

プラチナはその名のとおり、白く透き通った肌にピンクのチークに口紅、
アイカラーなどは久々にブルーが人気のようです。そのほかにもエメラルドやアイシーな色。

一方、日焼けメイクもかなりはやっているようです。
チークやファンデも「セルフタンニング」狙いのものが多いですよ。
ゴールドラメがはいったブロンズ系のリキッドファンデにブロンズのチーク。

目元はブラウンからゴールドのグラデーション。

個人的にはプラチナのほうがすきですが、雑誌や広告をみると、
よほど色白ではない限り、ブロンズメイクが支持されているようです。

口紅やグロスのラメもシルバーよりゴールドの方が人気。

でもやっぱりスキンケアは美白。女心は欲張りですね。

投稿: ぱんちゃん | 2007年7月 5日 (木) 21時14分

ぱんちゃん、コメントありがとうございます。

日本のメイクの詳細な情報もありがとうございました。
私は日本のもイギリスのもよく分からないですね〜w
ただ、こちらで流行っているようなメイクやファッションをすると
日本ではケバく見えてしまうような気が・・・w
逆も違和感があるかもしれません。

コメントいただいたように日本では顔が中心ですが、
こちらイギリスでは全身が対象となっていることが多いですね。
皆、顔というより体を焼きたいのかもしれません。
この日英の日焼け肌の願望の違いは、人種と生活習慣の違いに
起因しているように思います。
元来色白できれいに焼けない肌質のほか、
かなり高い露出度も大きく作用しているような・・w

投稿: ろっきぃ(管理人) | 2007年7月 6日 (金) 17時50分

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