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2007年5月28日 (月)

(ふ) プリン CREME CARAMEL

☆プディングの国なのに、プリンがない?
 イギリス料理といえばパイかプディングと言えるほど、イギリスにはプディング(pudding)と名の付く料理やプディングに分類される料理が多い。
 例えば、クリスマスプディング、サマープディング、ヨークシャープディング、ブラックプディング、ライスプディングなど。イギリスのデザートのクランブルやトライフルもプディングの一種だ。プディングについては後日別の記事でゆっくりとご紹介します。お楽しみに。

 だから、イギリスでもプリンなんて探すのはわけないと思っていた。日本以上にいろんなプリンがあるに違いないと。しかし、探せど探せど、プリンは見つからない。

 もちろん、カタコト英語の私でも、プリンというのは日本語で、英語では、”custard pudding(カスタード・プディング)”ということぐらいは知っていた。しかし、カスタードプディングという名でプリンを探しても見つかることはなかった。

 というのも、イギリスのカスタードプディング(custard pudding)は温かい食べ物だからだ。しばしば、温かいカスタードがプディングと呼ばれるケーキにかかったものが出されることもある。明らかに日本のプリンとは異なる食べ物だ。
 

☆日本のプッ○ンプリンの味? クレーム・カラメル
Creme_caramel_1   日本のプリンに近いイギリスのデザートは、”Crème caramel(クレーム・カラメル)”と呼ばれるものだろう。”Crème(クレーム)”とは、フランス語でクリーム(cream、生クリーム)のことを指す言葉。元はフランスのお菓子のようだ。

 スーパーのデザートコーナーに置かれているものしか味わったことがないのだが、味は、洋菓子店のプリンの味ではなく、子供用のプッ○ンプリンを甘くしたような感じのものが多いように思う。
 原材料を見てみるとが入っていなかった。容器の底には、シールを剥がすと開通する空気穴があいており、プッ○ンプリンのように簡単に器に盛れるようになっている。値段は、4パック入りで0.65ポンド(約130円)ほど。かなりお手ごろだ。

Creme_caramel_instant_1  また、プリンの素らしき、”Carmelle(カラメーレ?)”というものも市販されている。カラメルシロップが付いており、温めた牛乳に添付の粉を溶かして、冷やし固めるというお手軽なものだ。これも、日本のインスタントプリンの味にそっくりだった。
  

☆グリルが必要なクレーム・ブリュレ
 卵の味のする本格派の市販のプリンが食べたいという場合は、日本でもお馴染みのクリーム・ブリュレ(Crème brûlée)を購入するのがいいように思う。こちらも、”burnt cream(焼けたクリーム)”という意味のフランスのお菓子。

 しかし、一説によると、イギリスのケンブリッジ大学の名門カレッジであるトリニティ・カレッジ(Trinity College)がイギリスでの発祥の起源だとも言われている。そこでは、「ケンブリッジ・バーント・クリーム(Cambridge burnt cream)」や「トリニティー・クリーム(Trinity cream)」と呼ばれ、今でもそういったデザートが食堂でだされているそうである。

Creme_caramel_creme_brulee  うちで時々食べているのは、スーパーの2個入り1.5ポンド(約300円)のもの。ザラメの砂糖(デメララ)が別に付いており、それをふりかけて、グリルでカラメル化させるようになっている。家庭にグリルが普及しているイギリスならではという感じがする。

 クレームカラメルよりも値がはるし、一手間かけなくてはいけないものの、パリパリと香ばしいカラメルとしっとりした生地が調和してがなかなか美味なように思う。上からの高温でサッと加熱し、しばらく冷ますので、中の生地も熱くなっていない。
 些細なことながら、小さい耐熱容器がその都度手に入るのも、貧しい我が家にとってはうれしい限りだ。

 商品のパッケージには記されていないのだけれど、スーパーの調理用品売り場には、時々小型の調理用バーナーが置かれていることがあり、料理番組などでは、このバーナーを使ってカラメル化する方法が紹介されていたように思う。
 

☆パンナコッタ
 卵を使っていないので、プリンとはちょっと違うが、日本でもお馴染み、イタリアのお菓子のパンナコッタ(panna cotta)も普及している。パンナコッタとは、イタリア語で”cooked cream(調理された生クリーム)”という意味なのだとか。スーパーの市販のものは、甘さが強すぎて、個人的にはいまいちだったが、レストランで食べたものは、もっちりしていておいしかった。
 

☆自家製プリン
 クレーム・ブリュレではなく、「プリン」をイギリスで食べたい場合は、残念ながら手作りするしかないようだ。
Creme_caramel_cake  といっても、作るのはとても簡単。牛乳と砂糖を混ぜて、漉して、オーブンで蒸し焼きすればいいだけである。カラメルも砂糖を鍋で煮詰めればいいだけだ。蒸し器で作るという手もあるが、オーブンのほうがすが立ちにくく、スポンジ生地を上から流してプリンケーキにもできるのでお奨めだ。

 正直なところ、自家製のプリンケーキが、イギリスで食べたプリン系の中で一番満足したプリンかもしれない。
 

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