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2006年10月 9日 (月)

(け) 蛍光灯 FLUORESCENT LAMP

☆イギリスには蛍光灯がない?
 イギリスの住宅にはいわゆる「蛍光灯」がない。さすがに、会社などでは蛍光灯がついているが、一般家庭の電灯はまず電球が普通である。ろうそくの明かりを好むぐらいだから、蛍光灯では明るすぎるようだ。
 日本でも、天井に小さな電球しかついていないホテルの部屋がよくあるが、ああいう感じの家も多い。私が最初に住んだ家のリビングには、自転車ランプのようなハロゲンランプが4個ほど天井についているだけだった。

 だから、電気スタンドも蛍光灯でなく電球が主流だ。日本にあるような輪になった明るい家庭用蛍光灯など、存在すらしないのかもしれない。
Fl_variation  それでも、最近は、電球型ではあるが、蛍光灯が増えてきた。高騰する電気代を少しでも抑えるために、節電対策として導入しているようである。電力会社もしきりに電球型蛍光灯の導入を勧めている。少しずつではあるが、蛍光灯を使った電気スタンドも出回るようになってきた。

 蛍光灯の英語は、”fluorescent lamp(フローレセント・ランプ)”が正しいが、この今のイギリスの状況を考えると、”energy saving light(エナジー・セービング・ライト、省エネ灯)”と言ったほうが伝わりやすいかもしれない。実際、電球型だけでなく、電気スタンドの蛍光灯もその名で売られている。
 

☆暗すぎる優しい明かり
Fl_comparison  電球型の蛍光灯は、オレンジ色に発色する優しい電球色ものが普通で小さいため、12畳ほどの部屋の真ん中にぶらんと吊り下げられたこのマイルドな明かりだけでは、手元が暗くて本が読みにくく、目が悪くなりそうだった。

 イギリス人には蛍光灯は明るすぎるのだろうが、イギリスには海外からの移民も多くいる。不便に感じている人はいないのだろうかと、最初はずっと不思議に思っていた。

 しかし、実際、暮らしてみると、思ったより不便はないようだ。私の住んでいる町は田舎なので、辺りに高い建物がない。日中は、カーテンを開けると日の光が入り、意外に明るい。朝方や夕暮れには廊下を隔てた部屋にまで光が差し込む。冬場に日が暮れるのが早いのが難点だが、サマータイムの時期には9時過ぎまで明るい。

 日が沈むと電球だけの明かりとなるのだが、晩にはこのオレンジの優しい明かりは心地よく、寝る前の何時間かを過ごすのに適しているような気がする。
 ちょっと大げさかもしれないが、お日様と共に起きて、お日様とともに寝るという暮らし。ある意味、結構贅沢な生活なのかもしれない。

Fl_desk_lamp  さすがに、本を読むにはつらいということで、我が家も、イギリスの家庭ではまだ珍しい部類に入る蛍光灯の電気スタンドを購入した。これはなぜか、昼光色というのだろうか、白色である。
 さぞかし快適だろうと期待していたのだが、この国の暗い電球色の生活に慣れてしまったせいか、日本ではごく当たり前の程度のこの白い光が眩しくてしかたがない。
 幸いにも縦型だったので、今では、蛍光灯の笠に靴下を履かせて、ある程度遮光して使っている始末である。
 

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