« (く) クランブル CRUMBLE | トップページ | (ま) マーマイト MARMITE »

2006年6月 1日 (木)

(や) ヤム (やまいも) YAM

☆ヤム=山芋? 
 スーパーのオリエンタルコーナーで ”yam(ヤム)”というものを見つけた。
やまいも(山芋)のことを英語で”yam(ヤム)”というのを思い出して、今夜はとろろご飯が食べれるかも、と思いながら、早速家に持ち帰った。
 

Yam 買ってみたものの、日本のやまいもの見かけとはだいぶん違うことに、少し不安を覚えた。形はナガイモ(長芋)のようなのだが、皮は茶色いさつまいものよう。

 こちらの料理レシピを見ても、「ジャガイモやサツマイモのように使う」とか、「(大きいものは)20分以上、塩水で下茹でしなければならない」などと書いてある。いろんなヤムのレシピをみたが、どれも生では使っていない。ますます不安は募り、いつもなら、食べてから調べるのだが、今回は先に調べてみることにした。
 

☆山芋は生食できる例外
 ヤムというのは、ヤマノイモ属の総称のことだそうである。世界中に何百というヤムの種類があり、日本の山芋(自然薯)や長芋はその一つである。
 ヤムの多くは、青酸化合物などの有毒な成分が含まれているため、加熱しないと食べられない。日本の山芋や長芋(Japanese mountain yams)は、唯一、生食できる例外種のようである。
 
Yam_section  うちが買ったヤムが厳密にどの種類にあたるのかは分からないが、少なくとも生食できるものではないようだ。
 外側は茶色いさつまいもや太いごぼうのようだが、切ってみると、中身は、ぬるぬるした、繊維の粗い白いイモで、長芋や山芋そっくり。そのまま、拍子切りにして口に運んでしまいそうになる。ひょっとして、これは大丈夫なのでは?という気にさせられる。ここは思いきって生で食べて、味とその後の体調を報告したかったのだが、やはりわが身がかわいいので、下茹でしてから、サラダと煮物に使った。
 

☆ヤムは加熱して食べよう
 一度茹でてしまうと、特有のぬめりはなくなってしまうのが残念だったが、里芋のようなホクホクとした味わいを楽しむことができた。ジャガイモのように、茹でたものを潰して、バターやスパイスと一緒に、肉などのつけ合わせにしてもおいしいそうだ。茹でるだけでなく、焼いてもいいらしい。


☆お奨めは、ヤムの粘りを生かした磯辺揚げ
 すりおろしたものは、生で食べることはできないが、お好み焼に入れて焼いたり、ひろうすなどの団子にしたり、磯部揚げにしたりすることができる。特にお奨めしたいのが、ヤムの磯辺揚げ。

Yam_ground  ヤムは、長芋に近い形をしているが、すりおろしてみると、山芋(自然薯)のような粘りを持っていることがよくわかる。容器に入れたものをスプーンなどで一部すくい上げると、見事なぐらいに残りが容器から離れて持ち上がる。長芋では粘性が足りなくて磯辺揚げにはきないのだが、ヤムはその点、申し分がないように思う。

 少量のしょうゆを加えて混ぜ、海苔を巻いて、中に火が通り表面がキツネ色になるまで、じっくりと揚げる。わさびしょうゆでいただく。Yam_isobeage
 日本でも自分では作ったことがなかったので、形はいびつになってしまったが、もちもち、ほんのりとろっとして、とてもおいしかった。連合いも絶賛していた。
 

 私が買った写真の0.7kgのヤムは、1.5ポンド(約300円)。ジャガイモやにんじんパースニップと比較すると高価だが、大きさを考慮すると日本の山芋と大差ないかもしれない。
 

 日本にはヤムがあるのかどうか分からないのだが、くれぐれも、生では食べれないのでご注意を。もし大丈夫だった方がおられましたら、ご一報ください。
 

☆ランキングに参加しています☆
気に入ってくださったら、 ←クリックしていただけるとうれしいです。

|

« (く) クランブル CRUMBLE | トップページ | (ま) マーマイト MARMITE »

★イギリスにはこんな〇〇なものがあります。」カテゴリの記事

・食材(野菜・果物)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (く) クランブル CRUMBLE | トップページ | (ま) マーマイト MARMITE »