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2006年3月 6日 (月)

(ろ) ろうそく CANDLE

 日本では、ムードを出すためにしばしば使われるろうそく。こちらでも、もちろん同様に使われることがあるが、もっと実用的であるような気がする。Candle
 

☆ろうそくは部屋の明かり?
 ろうそくは、頻繁に部屋の明かり(光源)として用いられる。寒冷な気候に加えて、火事になりにくいレンガ造りのが主流であること、比較的暗いところでも機能する青い瞳の人が多いことが、ろうそくの明かりが普及した理由なのだろう。
 日常的におこなわれるパーティにおいても、電灯が灯されていることは少なく、ろうそくのほのかな明かりの下で、皆、普通に楽しんでいる。

 日本人の私から見ると、数少ないろうそくの明かりは、食事をしたり、人と知り合ったりするには、ちょっと薄暗く、多少不便に感じるのだが、こちらの人にとっては、蛍光灯や60Wや100Wの電球は眩し過ぎ、ろうそくが丁度いいそうである。また、こちらは概して電気代が高いので、節電対策としてろうそくを使っている人も多いとか。
 

☆ろうそくの種類もさまざまCandle_aroma
 普及しているだけあって、様々な種類のろうそくやろうそく立 てがかなり安く手に入る。食卓に使う細いタイプのものから、日本の大根のように太いもの、デコレーションされたものや、様々な香り付きのもの、原色やパステルカラーや金銀といった色とりどりのろうそくが、専門店にに行かなくても、スーパーやBootsや町のデパートで簡単に手に入る。
 もちろん高級なものは数十ポンド(約4~6千円)するが、何十時間ももちそうな大きいものが、安いものだと1個0.5~1ポンド(約100~200円)で売っている。
 うちの家ではもっぱらお風呂でのリラックス時に使っている。本体も炎も安定していて、長持ちするのでなかなか使い心地がいい。Photo_3

 誕生日用のろうそくも豊富で、大きさも何種類かあり、年齢に対応させるための数字の形をしたものも普通にスーパーで売っている。
 一度、スーパーの雑貨売り場で、誕生日ケーキ用にろうそくを買ったのだが、火を吹き消し た後に、パチパチと音がして火が復活する ということが何度もおこった。そのときは、恐ろしい不良品だと思ったのだが、後でわかったことには、そういうビックリキャンドルだそうである。職場の誕生日会で使おうとして、イギリス人のボスからストップがかかった。日本ではあまり目にしないのだが、こちらではポピュラーなものなのかもしれない。

 私はまだ実物を見たことがないのだが、「スマートキャンドル」というイギリス生まれのLEDランプがあるそうだ。ろうそくの炎のような揺らぎをもち、電池式で持ち運び可能、火を使わないから安全だそうで、アメリカや日本で普及しつつあるそうだ。開発国にもかかわらず、実はこちらでは未だにあまり普及していないようである。皆、本物のろうそくの炎の明かりのほうが好きなのかもしれない。イギリスらしいなと思った。

  ←スマートキャンドル(楽天市場)

 
☆風の中のろうそく

ろうそくの英語は言わずとしれた「キャンドル(candle)」だが、私はイギリスのキャンドルと言えば、1997年、ダイアナ元イギリス皇太子妃の葬儀の際に演奏され、大ヒットとなった、イギリスのシンガーソングライター、エルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウィンド97(candle in the wind 97)」を思い出す。この曲、ダイアナ元妃のために作ったものではなく、1973年にマリリン・モンローを追悼して作った曲の歌詞部分を、相棒の作詞家、バーニー・トーピンが書き直したものである。だから、「~97」。
 

Photo_2 日本では、炎より電球(白熱灯)、電球より蛍光灯、蛍光灯よりLEDと、光変換効率のいい明かり、つまり発熱しにくい明かりが、よりもてはやされていると思う。それはそれで悪くないが、寒い冬の夜、イギリス流に、ろうそくのやさしい明かりに照らされながら、炎のほのかな暖かさを感じて過ごすのもいいかもしれない。
  

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